旅！
8月中旬滋賀へ。
滋賀琵琶湖北の広大な敷地にわずか15室のオーベルジュ『ロテル・デュ・ラク』に滞在。
夕食は、比良山荘、徳山鮓などに並び、全国から美食家が訪れる1日1客宿泊のオーベルジュ『湖里庵（こりあん）』さんへ。
琵琶湖の静かで美しい景色を眺めながら、鮒鮓（ふなずし）をアレンジしたお料理や獲れたての湖畔の幸が味わえます。
そう、『湖里庵（こりあん）』は、このお店を愛した遠藤周作氏が名付け、著書『万華鏡』にもエピソードが。
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宿泊先から車で送迎していただきました。
夜はかなり暗い湖畔の細い道を通るので、素人の運転は危険かも。
向かい側には、『鮒寿し 魚治』本店があり、鮒寿しを購入することも。
入口を入り、奥に進むと食事スペースが、大きな窓からは、琵琶湖の美しい風景が広がります。
1日1客の宿泊スペースも美しく、琵琶湖の眺めを贅沢に味わえる素敵な空間。
（本当は、こちらに宿泊したかったのですが、ちょうど翌日が休業日で宿泊できず。
急遽戻らなければ行けない予定があり、旅程が前倒しになったので。。残念。。）
ご主人にお部屋やお部屋からの風景を写した素敵な写真集を見せていただきました。
夕食、昼食ともに食事のみの利用も可能。
昼食の利用をされる方も多いようです。
夏なのでまだ明るいですが、この景色を味わうなら、昼食もいいですね。
琵琶湖の幸たっぷりの八寸
鮎の稚魚、氷魚
鮎の背ごし
若鮎の寿司
鴨のロース
そして、鮒ずしの甘露漬け。鮒ずしをアレンジしたものなど。
鮒寿しとは（HPから）↓
現存する最古の寿司が近江地方に伝わる「鮒寿し」
琵琶湖でとれるニゴロブナを塩漬けにしたのち、炊いたご飯を重ねて漬け自然発酵させます。
滋賀の名物、発酵食品である鮒寿し、私個人的には元々そんなに得意な食材ではないのですが、、『徳山鮓（とくやますし）』同様に食べやすくアレンジされているので、美味しくいただけました。
これは日本酒！ですね。
亀亀覇（かめかめは）！
器も美しい。
冷たいお素麺
出汁の下には、焼いた鮒ずしが隠れていて、少しずつ崩して食べると乙な味わい。
鮒寿しの酸味がアクセントに。
夏にぴったり。
琵琶マスのお造り。
皮目を炙ったものと。
琵琶湖マス、脂ものってとろける。
全く臭みもなく、ちょっと感動する美味しさでした。
カラスミ餅風の鮒寿し餅。
たっぷりの子持ち、香ばしさと酸味のバランスが。
日本酒ください（笑）
からすみ餅、美味しいですね。
ミシュラン二つ星、小倉にある佐藤の特性からすみ餅！
こちらのからすみは何度もリピート。
さくさくの川エビの唐揚げ
もちろん日本酒も。
滋賀の日本酒といえば七本槍。
空の色が徐々に変化。
夏の夕食は、こんなグラデーションを長く楽しめるのが魅力。
本当に静か、湖畔の眺めは最高。
次はなんとパスタ！！
鮒寿しをアレンジしたカルボナーラ。
まろやかですが、適度に鮒ずしの酸味が効いたソース。バゲットで拭って。
目の前でしっぐり焼かれる鮎。
鮒寿司の頭を入れたスープ
小ぶりの鮎は頭からがぶり。
山椒酢でいただきます。
パリパリに焼かれた鮎、香ばしさと肝の苦みが美味しいですね。
空の色にも変化が。
鮒寿しのお茶漬け
鮒寿しを少しづつ崩しながらいただきます。
ふわっと鮒ずしの発酵の香りと酸味がアクセントに。
デザートは出来立てのわらび餅！！
ぷるんぷるんのわらび餅が絶品。
鮒寿しを中心に湖畔の恵みを味わえる湖里庵での夕食を満喫しました！
徳山鮓のようにジビエは扱わず、湖畔の四季の恵みが中心、鮒寿しを洗練されたお料理に昇華させ、食べやすくアレンジ（とはいえ、鮒ずし感はしっかり）されています。
随所に鮒寿しを使用、鮒ずしが本当に苦手な人には向かないかと思いますが、ここでしか食すことができない琵琶湖の四季の恵みを存分に味わえます。
琵琶湖半の景色が素敵でした♪
一日一客のお部屋に宿泊して、湖畔の移りゆく美しい景色を眺めながらお部屋でゆっくり、貸り切りの朝食を味わえば、また格別の時間になるかと。
湖里庵 – マキノ/懐石・会席料理 | 食べログ (tabelog.com)
滋賀は、比良山荘、徳山鮓など、独自の特色ある美食のお店が多いですね！
滋賀TOP3！美食宿、徳山鮓の夕食。ジビエに鰻に鮎！余呉湖の初夏の恵みを満喫！
そう、滋賀の人気店『じどりや穏座』を運営するかしわの川中の地鶏もふるさと納税に♪
ねぎ塩の地鶏の焼きとりが美味しかったです。レビューはこちら。
皆様、素敵な1日をお過ごしください。
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