こんにちは。時短父さんです。

フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)が7-9月期の決算を発表しました。

PM

純収入  99.11億ドル(前年同期比8.4%)
営業利益 36.54億ドル(同8.4%)
純利益  30.82億ドル(同50.0%)
希薄化後一株利益 1.97ドル(同49.2%)
調整後一株利益  1.91ドル(同14.4%)

純収入の事前予想は96.89億ドルでしたので、これを大幅に上回りました。また一株利益の事前予想は1.82ドルでしたので、こちらも上回りました。

純収入の99.11億ドルは3Qとしては過去最高の収入で、全四半期としても4番目に多い水準です。尚、1~3番は全て1Qで100億ドル超えです。寒い時期にたばこ需要が増えることを考慮すると、3Q(7-9月期)で過去4番目の売上高とは驚異的だと思います。

【PM】3Q業績推移

純収入が四半期として過去最高になった要因として、紙巻たばこの需要が落ちなかったこと、引き続き加熱式たばこの需要が伸びていることが挙げられます。

【PM】3Q種類別出荷数の推移

またニコチン入りパウチの「ZYN」は米国内での出荷量が前年同期比41%増となっており、出荷抑制が外れ、急成長しました。

キャッシュフローでは1-3Q累積の営業キャッシュフローが82.15億ドル(前年同期比39.2%増)となり、こちらも過去最高です。営業CFマージンは29%で、同6%ポイントほど上昇しました。

好調な業績を受けて、通期ガイダンスも引き上げられました。
報告ベースの希薄化後一株利益は6.20-6.26ドル(従来5.89-6.01ドル)へ、調整後一株利益は6.45-6.51ドル(従来6.33-6.45ドル)となりました。

ガイダンス2024 3Q

これらを受けて、フィリップモリスの株価は前日比10%高!Σ(‘◇’*)エェッ!?

【PM】チャート

当然に過去最高値を更新しています。なんだかとんでもないことになってしまっていますね、、。

配当利回りが4%台なんて、買い増せないじゃん、、。嬉しいやら、悲しいやら、、(笑)

VZ

営業収入  333.30億ドル(前年同期比0.0%)
営業利益  59.26億ドル(同20.7%)
純利益   34.11億ドル(同30.2%)
希薄化後一株利益 0.78ドル(同31.0%)
調整後一株利益  1.19ドル(同2.5%)

営業収入の事前予想は334.20億ドルでしたので、これを若干下回りました。また一株利益の事前予想は1.18ドルでしたので、わずかにこれを上回りました。

3Q業績推移

営業収入が横ばいだったものの、営業利益が大幅減となったのは、販管費が17億ドルほど増加していることが要因と思われます。純利益へのマイナス要因としては、支払利息の増加も大きかったようです。

ベライゾンの携帯電話やブロードバンドの契約数などの変化は以下の発表資料の右下(3Q Operating Metrics) を見ると、良いかなと思います。
2024-3Q

ブロードバンド契約の純増は38.9万件(前年同期は43.4万件)、ワイヤレス後払い携帯電話の純増は23.9万件(事前予想21.8万件)となっています。

キャッシュフローも上の資料に出ていますね。
1-3Q累積営業キャッシュフローは264.80億ドル(前年同期比8.0%減)、投資支出は120.19億ドル(同15.1%減)で、フリーキャッシュフローは144.61億ドル(同1.2%減)となりました。

3QCF推移

1-3Qの累積売上高は991.07億ドルでしたので、営業キャッシュフローマージンは26.7%で、前年同期の29.1%から低下しました。

尚、同期間にベライゾンが株主に支払った配当金は83.99億ドルで、配当性向は58.1%となっています。

このような内容でしたけど、ベライゾンはここまでの業績を従来のガイダンス通りだとしており、今後の見通しも変更しませんでした。

この決算を受けまして、ベライゾンの株価は前日比4.5%安と沈みました。
株価

とはいえ、年初来ではまだ7%近く高いので、そこまで悲観は要らないかなと思います。

フィリップモリスの株価と比較しちゃうと、明暗分かれた形になりますが、どちらもファンダメンタルズを良く見て投資判断をして行きたいところですね。

楽しい投資生活を。
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Source: 時短父さんの投資生活