日本株は絶賛下落中ですが、そうなると高配当株への投資も活況にはるはず。
最近のような為替変動の大きい相場では、以下のような銘柄に注意してほしいです。
- 為替差益(円安効果)の大きい銘柄
- 為替差益に隠れて収益が低下している銘柄
- ドル円の想定レートが都合が良すぎる銘柄
たとえば、日産自動車(7201)のPERは5.4倍、PBR0.27倍、配当利回り5.65%と割安な高配当株として人気ですし、売上・利益もコロナ以降は右肩上がりで推移しています。

出所:日産自動車
ただし、重要なKPIとなる販売台数は年々右肩下がり、直近の決算でも在庫調整が難しく赤字で車を売って無理やり在庫を減らしている状況です。

出所:日産自動車
為替差益に隠れて収益が低下している銘柄
日産自動車は為替(円安効果)によって237億円もの利益を得ていますが、販売台数の低下および販売コストの増加などによって営業利益は昨年同期比マイナス99%という状況です。
利益の大半が為替であり、本業ではまったく稼いでないとなると将来への期待はしにくくなります。
ドル円の想定レートが都合が良すぎる銘柄
さらに為替(ドル円)の想定レートが155円としており、企業にとって都合の良いレートとなっている感が否めません(ちなみに総合商社株は140円〜145円付近を想定)。
今期(2024年3月〜)のドル円相場は149円からスタートし、7月で161円まで上昇するも日米金利差が縮小する見通しから現在146円付近まで円高が進んでいます。

出所:外為どっとコム
この状況の中、ドル円レートが155円をつけるには今後6〜7ヶ月間で相当急激な円安進行への切り返しをしなければいけなくなり、現状では想定155円には無理があるのかなと思われます。
もちろん、将来は誰にもわかりません。
ただある程度の想定をしながら株は先読みをしていくものだとも思いますので、高配当株投資の銘柄選びには再度以下の点にご注意くださいませ。
- 為替差益(円安効果)の大きい銘柄
- 為替差益に隠れて収益が低下している銘柄
- ドル円の想定レートが都合が良すぎる銘柄
高配当株を安値で拾いたい気持ちを抑えつつ、大切なのは利益を出し続けられる企業を買うことです。
円安効果で利益増を得た会社は、円高で利益減少、EPS、ROEが下がる可能性があり、利益が減ってしまえば株価も下がります。
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Source: 投資と節約で資産と知識を増やすブログ



